生産量が全国一の広島県の養殖カキが水揚げの解禁日を迎えました。
西日本豪雨の影響で一部の養殖施設に被害がでましたが
例年通り10月1日の解禁になりました。
東広島市安芸津町にある島村水産では、
午前5時から三津湾で養殖しているカキの水揚げを始めました。
海上の養殖いかだに吊り下げられている
およそ10メートルのロープには、カキがぎっしり着いています。
3年から4年間育てたカキは、およそ10センチほどに成長。
海の中から次々と引き上げられ船に移されていきました。
今年は、7月の豪雨や猛暑の影響で少し小ぶりですが
これから海水温が下がれば実入りがよくなるということです。
1日朝、水揚げされたカキは、およそ3トン。
さっそく、作業場に運ばれ「打ち子」たちの手で素早く殻むきの作業が進められました。
水温の高いこの時期は、加熱用として県内のスーパーや小売店に出荷されます。