新型コロナウイルスの影響で延期していた海上自衛隊の航海訓練がスタートしました。
練習艦「かしま」と「しまゆき」の2隻には、
今年3月に幹部候補生学校を卒業したばかりの新米の初級幹部155人が乗艦しました。
遠洋練習航海は今年で64回目。
初級幹部に海外での航海を通じて国際的に必要な経験を積んでもらうため、
1957年から毎年実施しています。
いつもは10ヵ国以上を訪ねますが、新型コロナウイルスの影響で今年はシンガポールのみ訪問。
上陸はせずに、燃料などの補給だけ行うそうです。
感染防止のため練習期間も短縮。来月22日に帰国する予定です。