今回は「日本最後の職人」を求めて尾道市向島へ。
木造船をこぐために欠かせないのが櫓。
エンジン船の普及で減少し、今では観光や祭りで見ることができる程度になりました。
そんな中、向島で櫓を作り続けているのが瀬尾豊明さん77歳
今ではすべて手作業で櫓を作る職人は日本で唯一だそうです。
熟練の職人技で作られる瀬尾さんの櫓は「100年使える」と言われ、
島の漁師のほか、東京・千葉を結ぶ「矢切の渡し」や、岐阜・長良川の鵜飼など全国で活躍しています。
これからも“変わらずに櫓を作り続ける”、それが瀬尾さんの目標です。