災害が起きたことを想定し、海上自衛隊と海上保安庁の合同訓練が行われました。
最初は、海に流されてしまった人を救助する訓練です。
合同訓練は「災害」を想定して行われ、海上自衛隊と海上保安庁からおよそ70人、3隻の船が参加しました。
次は、潜水士が海中に潜り捜索しました。およそ10分後、行方不明者を連れて浮上してきました。
また、離島で断水が発生したことを想定し、小型巡視艇に給水する訓練も行われました。
合同での訓練は2年ぶりで、参加した潜水士らは互いの連携を確認していました。
海上自衛隊 二川達也 呉地方総監
「海上保安庁と海上自衛隊の能力をどのようにして最大限活かすのか。そういうためには平素からこのような訓練が必要だと思っています」
第六管区海上保安本部 橋本昌典 本部長
「この地域は南海トラフという災害リスクも予想される地域。災害対応・海難対応、こういった面で相互に連携しながら対応に当たっていきたい」