広島県呉市の海上保安大学校で、学生たちが伝統の遠泳訓練に挑戦しています。
16日朝から始まった海上保安大学校の遠泳訓練には、本科と初任科の学生合わせて194人が参加しました。
この訓練は、遠泳を通じて学生の体力と気力を養うために、開校以来続けられています。
「泳ぎきるぞ!シャー」
円陣を組み、かけ声を掛け合った学生たち。
体操を終えると、泳力別に分かれ、学校前の海から泳ぎだしました。
1年生にとっては、初めての本格的な遠泳訓練。
コースは、海上のブイを周回するおよそ5.5キロと9.2キロの2つです。
本科1学年
「まわりとの声かけは、すごく自分たちも気分が盛り上がるので、みんなで声かけを大事にして頑張っていきたいと考えております」
本科4学年
「全員を信じて、私も自分自身を信じて頑張っていこうと思います」
学生たちは、途中 水分補給をしながら、6時間以上かけて泳ぎ切ります。