広島市中央卸売市場で、海の恵みに感謝し 豊漁を祈願する「魚霊祭」が開かれました。
「魚霊祭」は、海の恵みに感謝し、航海の安全や豊漁を祈願する行事です。
毎年開催されており、ことしは水産業界の関係者およそ50人が参加しました。
参加者は玉串を奉納し、マダイ15匹を海へ放流しました。
近年、水産業界を取り巻く環境も変わってきています。
広洋水産 岡野利彦 社長
「漁師さんも少なくなっている。全国から集めてきてなんとか形にしている。
漁船で獲りに行く燃料代が高くなり、魚の価格にはねかえってきている」
広島魚市場 佐々木猛 社長
「入荷状況が実感として確実に減っている。まだまだ漁獲を改善できる余地というのは取組みによってあるんじゃないか」