広島湾特産の小イワシを、魚離れが進む若者にも親しんでもらおうと、
広島市の大学生が新たな食品を開発しました。
新商品のレトルト食品として披露されたのは「小イワシとうめのさっぱりパスタソース」です。
広島市の水産物卸売会社「広島魚市場」が開いた冬の商品の展示会で披露されました。
開発したのは食品の製造を研究している、広島工業大学食品生命科学科の角川研究室です。
きっかけは、去年「広島魚市場」の関連会社「フレッシュヒロウオ」から、
『若者の魚離れが進む中魚を使った新商品を考えてほしい』という、依頼でした。
若者向きの商品ということで、パスタソースを作ることにしましたが、
味の調整に苦労したそうです。
今後は賞味期限のテストをして、商品の安定性が確認されれば、
「フレッシュヒロウオ」から発売される予定です。