レポート
2023.06.12

北海道沖で引きあげ「海軍工廠」の大砲 広島・呉市に到着❕

100年以上前、広島県呉市の「海軍工廠」で作られたとみられる大砲が 北海道沖の海中で見つかり、

12日午前、広島・呉市に到着しました❕❕

呉市の大和ミュージアムに到着したのは、北海道から陸路で運ばれてきた大砲です❗

 

全長は約3.1メートル、幅は約40センチで、重さは約1トン😲😲

職員たちが台車などを使って館内に運び込みました (^^♪

この大砲は、おととし11月に北海道積丹町の30キロ沖合いで、

蟹かご漁船🦀の網に引っ掛かり、海底から引き上げられました。

 

「呉海軍工廠」「明治39年」などと刻まれた銘板があったことから、海軍工廠初期に作られたことがわかりました🧐

 

鉄製の大砲だけでなく、木製部分も残るなど歴史的価値は高く、呉市は先月、国から5万8300円で買い取ったということです。

呉市海事歴史科学館 林悦子 学芸課長

「海に沈んで100年以上経って、今 また呉の地に返ってきた。

その歴史的経緯もみなさんに感じてもらいたいし、平和に対して思いをはせてもらいたい」

北海道沖で旧海軍の艦艇が沈没した記録はありませんが、

呉市は「海軍に徴用された民間の船が、武器などを運んでいるときに北海道沖で沈んだ可能性がある」とみています。

今後、文献などで船を特定する調査を進め、将来的には一般展示も検討したいとしています❕

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