尾道市の生口島にある海にまつわる天満宮です。
平安時代の寛平8年(896)、国内が大飢饉に見舞われていたとき、
菅原道真が大三島の大山祇神社に雨乞いの祈祷をしに向かう途中、
嵐で生口島の浦江に流され、上陸できずに困っていました。
そこへ里人が引いて歩いていた牛に助けを求めたところ、
嵐の海に入ってその牛が道真公を救い出し、
近くの亀甲山に運び上げたと伝えられています。
そのためこの天満宮は、別の名を「牛天神」といわれています。
参道の両側や斜面には、天然のウバメガシが群生しており、
広島県の文化財となっています。
営業時間:見学自由
休日:年中無休
料金:無料
お問い合わせ:(一社)尾道観光協会瀬戸田支部
TEL:0845-27-0051
駐車場:無(最寄:サンセットビーチ・無料約500台)