5月30日未明、広島市南区の弁天島沖で、佐伯区に住む70代の男性が心肺停止の状態で見つかり、死亡が確認されました。
広島海上保安部と警察によりますと、29日午後8時ごろ、男性の家族から「外出したきり帰ってこない」と通報がありました。
通報のおよそ3時間後に、男性が所有するプレジャーボートが広島市南区の弁天島付近のかきいかだに挟まるような形で漂着しているのを発見。
船内に人は居らず、巡視艇が付近を捜索したところ、船から数百メートル離れた海上で男性が見つかったということです。
男性は心肺停止の状態で発見され、その後死亡が確認されました。
海上保安部は、船内の様子などから、釣りをしている際に海に転落した可能性があるとみて、原因を調べています。