アフリカ・ソマリア沖で海賊対処行動の任務に就いていた護衛艦が帰国しました。
海上自衛隊呉基地に13日朝 帰港したのは、海賊対処行動の任務に就いていた護衛艦「さみだれ」です。
隊員や家族たちおよそ350人が出迎えました。
自衛隊は、海賊対処法に基づき 2009年から水上部隊をソマリア沖に派遣し、船舶の護衛を行っています。
「さみだれ」は、ことし6月に第48次隊として呉基地を出港し、およそ3か月間に及ぶ任務にあたりました。
帰国した隊員たちは、久しぶりの家族との再会を喜んでいました。
乗員
「非常に辛かったですけど、子どもの写真を見ながらがんばりました」
出迎えた家族
「よかったです。子どももうれしそうでよかったです」
護衛艦「さみだれ」 古賀直樹 艦長
「乗員が一体になること、それから海上保安官と一体になることを目指してやっていた。非常に乗員はそれに応えてがんばってくれました」
防衛省によりますと、海賊派遣対処行動が始まって延べ4000隻以上の船舶を護衛したということです。