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広島市の瀬戸内海汽船は10日、ことしの12月でクルーズ船「銀河」の運航を終了すると発表しました。
全長約60m、総旅客数400人のクルーズ船「銀河」は、瀬戸内海観光の目玉として建造され、1984年に運航が始まりました。
定期航路の利用が主体だった瀬戸内海のレジャーですが、
銀河の就航によって航海やグルメも楽しめるなど幅が広がったと言われています。
広島港から宮島を往復するクルーズや、
瀬戸内の各地を周遊する日帰りクルーズなどで利用され、
およそ100万人が乗船したということです。
しかし就航から40年が経ち、部品の調達が困難になり、維持費や燃料も高騰。
さらに、コロナ禍による観光客の減少も影響し、瀬戸内海汽船は12月で運航を終了することを決めたということです。
今後のレジャークルーズについて瀬戸内海汽船は、観光高速船「シースピカ」の航路の拡充などを図っていきたいとしています。
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