戸井宏光記者
「きょうからイワシ網漁の解禁です。
こちらの水産会社では、出漁の準備に追われています」
網を引く漕ぎ船2隻に指揮船、運搬船、あわせて4隻の漁船が漁場へ向かいます♬
出港から2時間余り・・・。
群れを見つけると、長さおよそ120メートルの目の細かい袋網を2隻の漕ぎ船が広げていきます🚤
2時間ほどかけて、ゆっくり移動しながらシラスを追い込んでいきました🚤
いよいよ、水揚げです❗❗
シラスとは、
カタクチイワシの稚魚で体長2.5センチほど。
初日の朝は、1回目の網入れでおよそ500キロのシラスが水揚げされました🙌🙌
この時期は、まだ海水温が低いため、初日としては「まずまず」だということです✨
石野水産 石野忠勝社長
「どこに行くか迷い、ちょっともたついて、だいじょうぶかなと思ったが、揚げてみたら質もいいし、思ったより魚が入っていたので安心した」
品質のよい「ちりめん」に仕上げるには、鮮度が重要です🐟
水揚げされたシラスは、すぐに運搬船で加工場に運び、釜ゆでされ、乾燥。
1時間半ほどでちりめんに加工します🐟
ことしは、新型コロナの収束を見越して、新たに観光みやげとして、ちりめんを売り出すということです🎵
石野水産 石野智恵さん
「コロナ禍で家から出られず、通販をメインにやってきたが、これからは来てもらい、観光などを交え、新しい展開ができたらいい。
広島の初夏の味をぜひ楽しんでほしい」
シラス網漁は、海水温が上がる来月からお盆にかけて最盛期を迎えます🌻🌻🌻