レポート
2024.05.22

しまなみ海道の橋🌉10本、ハシからハシまで❗ その1

さて問題です。

しまなみ海道、橋は何本❔❔

広島県尾道市と愛媛県今治市の間の海上約60kmを行く『しまなみ海道』(自歩道を走る場合は全長約70km)。

言わずと知れた、瀬戸内の顔ともいうべき名所です。

 

正式名称は『西瀬戸自動車道』。

9つの島を10本の橋でつなぐ高速道路🚗で、歩行者🚶‍♀️・自転車道🚴‍♂️が併設されていることでも知られていますね 🎵

でもちょっと待って✋

橋は10本もあったかしら ❔ どの橋がどんな形 ❔❔
そんな疑問も解き明かすべく、今回は『橋』🌉に大注目 👀

すべての橋を、じっくりと見ていくことにしましょう。

ではさっそく、尾道から出発 ❕❕

 

【1本目】『新尾道大橋』は兄の隣で…(尾道〜向島/広島県尾道市)

最初は尾道から向島に渡る『新尾道大橋』です。

『新尾道大橋』は、既にあった『尾道大橋』に並走して新造されました。

お兄さん橋の方が少し細身ですが、兄弟2本の橋が調和する景観美も追求したそうで、スッと並走する様子は、なんだか背筋が伸びるような清々しさです✨

 

  1. 画像:一般社団法人 尾道観光協会(因島大橋塔頂から見る向島)

【2本目 】2階建ての『因島大橋』(向島〜因島/広島県尾道市)

続く2本目は、向島と因島に架かる『因島大橋』です。

この橋は、瀬戸大橋や大鳴門橋も含む四国と本州を結ぶ橋(本州四国連絡橋)の中で、最初の吊り橋でした。

大きな特徴は、2階建て構造になっていることです。

 

オープンエアの上段を走るのは自動車🚙。

歩行者🚶‍♂️🚶‍♀️と自転車🚴‍♂️は下の段、筒状の骨組みの中を通り抜けます。

両側の眺めは少し遮られてしまいますが、緻密な工作を見るような骨組みに味わい深さを感じます。

3本目、因島から生口島へ渡る『生口橋』は、『斜張橋』という形の橋です。

塔から斜めに張ったケーブルで橋桁を支えていて、1991年の完成当時 世界最長の斜張橋でした。

橋全体の強度やバランスのために多くの試行錯誤を重ね、さまざまな技術を駆使して造られました。

その技術蓄積があってこそ、次の『多々羅大橋』の完成があるといわれています。

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