さて問題です。
しまなみ海道、橋は何本❔❔
広島県尾道市と愛媛県今治市の間の海上約60kmを行く『しまなみ海道』(自歩道を走る場合は全長約70km)。
言わずと知れた、瀬戸内の顔ともいうべき名所です。
正式名称は『西瀬戸自動車道』。
9つの島を10本の橋でつなぐ高速道路🚗で、歩行者🚶♀️・自転車道🚴♂️が併設されていることでも知られていますね 🎵
でもちょっと待って✋
橋は10本もあったかしら ❔ どの橋がどんな形 ❔❔
そんな疑問も解き明かすべく、今回は『橋』🌉に大注目 👀
すべての橋を、じっくりと見ていくことにしましょう。
ではさっそく、尾道から出発 ❕❕
【1本目】『新尾道大橋』は兄の隣で…(尾道〜向島/広島県尾道市)
最初は尾道から向島に渡る『新尾道大橋』です。
『新尾道大橋』は、既にあった『尾道大橋』に並走して新造されました。
お兄さん橋の方が少し細身ですが、兄弟2本の橋が調和する景観美も追求したそうで、スッと並走する様子は、なんだか背筋が伸びるような清々しさです✨
【2本目 】2階建ての『因島大橋』(向島〜因島/広島県尾道市)
続く2本目は、向島と因島に架かる『因島大橋』です。
この橋は、瀬戸大橋や大鳴門橋も含む四国と本州を結ぶ橋(本州四国連絡橋)の中で、最初の吊り橋でした。
大きな特徴は、2階建て構造になっていることです。
オープンエアの上段を走るのは自動車🚙。
歩行者🚶♂️🚶♀️と自転車🚴♂️は下の段、筒状の骨組みの中を通り抜けます。
両側の眺めは少し遮られてしまいますが、緻密な工作を見るような骨組みに味わい深さを感じます。
3本目、因島から生口島へ渡る『生口橋』は、『斜張橋』という形の橋です。
塔から斜めに張ったケーブルで橋桁を支えていて、1991年の完成当時 世界最長の斜張橋でした。
橋全体の強度やバランスのために多くの試行錯誤を重ね、さまざまな技術を駆使して造られました。
その技術蓄積があってこそ、次の『多々羅大橋』の完成があるといわれています。