海洋プラスチックごみによる環境汚染が世界的な問題となる中、広島県が2050年までに瀬戸内海の海洋プラスチックごみゼロを目指す「2050輝くGREEN SEA 瀬戸内ひろしま宣言」を発表し、そのための作業基盤=プラットフォームを設立しました。🎊👀
湯崎知事は、ごみゼロ宣言を読み上げ、取り組みへの決意を新たにしました。💪
「瀬戸内海に新たに流出する海洋プラスチックごみの量を2050年までにゼロにすることを目指す。」(湯崎英彦知事)
「瀬戸内海の環境保全に向けたさまざまな取り組みを企業や関係府県市町などと連携しながら、本県が先頭に立って推進してまいります。」(広島県 湯崎英彦知事)
広島県の昨年度の海岸に漂着した海洋プラスチックごみは44トンで、そのおよそ3割に当たる12トンが生活由来のごみです。🚮
これらのごみを削減するために、官民が一体となって取り組もうというプラットフォームの名称は、「GREEN SEA 瀬戸内ひろしま・プラットフォーム」、略して「GSHIP(ジーシップ)」で、大手飲料メーカーやスーパー、コンビニなどの企業・団体が参加しました。📝
ジーシップでは、生活由来のゴミの大部分を占めるペットボトルや食品包装、レジ袋などの削減に重点的に努めます。🔍なお、全体の6割をしめるカキ養殖関連のプラスチックごみは、養殖業者の取り組みを中心に流出防止策をとるとしています。