「海の森」と呼ばれる藻場(もば)を作り出し、二酸化炭素の吸収に役立てるため、
アマモの種まき体験会が広島・尾道市で開かれました。
12日、尾道市浦崎町の高尾干潟で開かれた体験会には、家族連れらおよそ80人が参加しました。
参加者たち
「あっ、ぶくぶくしてる」
「カニ🦀発見❗」
参加者は、種まきの前に干潟にすむ生き物をたも網やスコップを使って探し、カニやハゼの仲間などを見つけていました。
関係者
「こういう形で粘土があります。これにアマモの種を付けて、みんなで沖に投げましょう❕」
参加者に用意されたアマモの種はおよそ2000粒。
1個の粘土に10粒の種を押し込み、波で種がさらわれないように丸めるなど工夫を凝らしていました。
関係者
「せ~のっ、はい!」
参加者は干潟の波打ち際から水深およそ1メートルの場所へ粘土を投げ込んでいました。
参加者
「藻が二酸化炭素を吸収するっていうのを知って、最初はびっくりしたんですけれども、そういう海藻とかでも地球のためとかになるんだなというのが分かりました」
尾道市などによりますと、まいたアマモの種は2024年3月に芽が出て、4月には茂ってくるということです。