海上保安庁の仕事を知ってもらおうと、広島県呉市の中学生による職場体験が行われました。
生徒たちが体験しているのは、練習船「こじま」の操船シミュレーターです。
教官と海図を確認したあと、各配置に就き、シミュレーターを使って東京湾を航行していきます。
生徒たちは、周囲に船舶や障害物がないか、双眼鏡やレーダー画面を確認しながらレインボーブリッジをくぐったり、夜間航行を体験したりしました。
21日は、刃物で襲われた時や相手に捕まれた時に振り払ったりする制圧訓練を体験。
生徒たちは、お互いに技を掛け合い、真剣に取り組んでいました。
最後に修了式で1人ひとりに修了証書が手渡され、2日間の職場体験が終わりました。
体験した中学生たち
「職場体験で(海上保安官が)海の安全を守っていたり、きれいさを守っていることがよくわかりました」
「将来は海上保安官になりたいです」