9月になって「食欲の秋」を迎えた広島市の市場を取材しました。
秋の味覚を代表するサンマですが、
例年にないほど「小ぶりで高値」の状態が続いています⤵
市場関係者
― 水揚げ、少ないですか?
「少ないですね…。きょうは」
広島水産によりますと、
2日は山口産のハモが多かったということですが、
市場に持ち込まれた近海産の鮮魚の入荷量は3.3トンで、いつもの平日の半分ほどということです😥
広島水産 田村 大樹 さん
「漁獲量自体少なくなっているが、
ここまでサイズが小さいのは初めてです」
サイズが小さいことに加えて、
漁獲量自体も減っていることで、
値段は5年前と比べて3倍ほどになっているということです。
田村 大樹 さん
「このサイズが続けば、かなり厳しいシーズンになるのではないか。
9月に入ってもこの魚を見たら『生サンマ』と言わない。
例年はこの入荷量では足りない。
(ことしは)この入荷量で十分、間に合っている」
水産庁によりますと、
今シーズンの日本近海に来るサンマは、
依然として低い水準が続く見込みだということです。