広島市水産振興センターで海辺の教室が開かれました。
今月のテーマは「チリメンモンスター」。
「チリメンモンスター」とは、チリメンジャコ(カタクチイワシのシラス干し)の中に混じっている小さな生き物たちのことで、略して「チリモン」と呼ばれています。
集まった子どもたちは、チリメンジャコについて勉強した後、今年5月に瀬戸内海で採れたチリメンモンスターを観察。
チリメンジャコに混じっている「チリモン」は、魚の子どもやエビなどの甲殻類、タコやイカの仲間までさまざま。
選り分けた後は、種類ごとに分類し、オリジナル図鑑にしました。
食品としては異物として扱われる「チリモン」も、食物連鎖の一部であることを知った子どもたち。
「チリモン」も魚も守っていくために海を大切にしなければならないことを改めて感じていたようです。