レポート
2024.02.29

鞆の浦の民話「百貫島物語」アニメ化 地元・福山市は「海ノ民話のまち」認定

広島県福山市にある景勝地・鞆の浦に伝わる民話がアニメ化され、福山市も「海ノ民話のまち」として認定されました。

 

アニメ化などのプロジェクトは、日本昔ばなし協会と日本財団が担いました。

 

アニメになったのは鞆の浦に伝わる「百貫島(ひゃっかんじま)物語」

 

1人の漁師が、武士が海に落とした刀を拾い上げるため、漁師の名誉にかけてサメが泳ぐ海に潜り、命を落としてしまいます。

武士は供養のため、百貫で島を買い取り、十一重の石塔を建てたと伝えられています。

1日、アニメ製作に携わった沼田心之介監督たちが福山市役所を訪れ、枝広直幹市長に認定証とDVDを手渡しました。

その後、参加者で鑑賞し、漁師の勇敢な行動に思いをはせていました。

 

福山市・枝広市長

「市外の人にも鞆の良さを、魅力を感じてもらえる、そんなものになったんだと思います」

沼田監督

「海には危険性も伴うので、そういったところをこの民話には含まれているので、海を正しく恐れると言いますか、海について学んでいただけたら」

アニメは、「海ノ民話のまちプロジェクト」の公式サイトで閲覧できるほか、今後、鞆の浦にある公共施設で映像を流していく予定だということです。

 

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