レポート
2021.09.20

広島・江田島の干潟に生きる貴重な動植物🦀🌸

広島・江田島市の干潟に生きる2つの貴重な生き物の様子を、

RCCのカメラマンが撮影しました。📸

潮が引いたばかりの干潟です。穴の中から姿を現したのは、

「ハクセンシオマネキ」です。

大きさは2センチから3センチほどです。

オスの片方のツメが極端に大きいのが特徴です。🦀

ふだんは大きなツメを振り回して求愛行動や縄張り争いをするのですが、

この日は小さいツメで一生懸命エサを食べていました。

 

ハクセンシオマネキは、環境省のレッドリストで絶滅危惧II類、

絶滅の危険が増大している種に指定されています。⚠

一方、こちらは

準絶滅危惧種に指定されている植物「ハマサジ」です。

 

イソマツ科の塩生植物で、

満潮時に一度は海に沈む河口付近の干潟などで生育します。

 今がちょうど花をつける時期で、

小さな黄色い花が咲いていました。🌼

ハクセンシオマネキとハマサジ、

いずれも自然の干潟がないと生活できない生き物です。

 

江田島に残る、豊かな自然の証です。☺

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