今回の海魅人は安芸津の秘境へといざなう日浦さん。
海上タクシー幸丸を営む一方で、「安芸津七島巡り」という
海上観光の案内もしています。
「安芸津七島巡り」では、
平清盛が建てたと伝えられる神社がある無人島や
かんきつ類の栽培が盛んな島など、
瀬戸内ならではの点在する島を巡りながら
それぞれの言い伝えや歴史について聞くことができます。
最後に訪れたのが虫に食われて崩壊寸前の島、ホボロ島。
100万匹いるというナナツバコツブムシが無数の巣穴を掘り、
もろくなった岩を波が削っていくことで島が崩壊していきます。
ナナツバコツブムシは近年の海水温の上昇により
大量発生しているとも言われています。
生物浸食により崩壊し、消えゆく島…
瀬戸内の知らない一面に触れることができました。