今回は呉市・下蒲刈島の珍スポットをご紹介。
「貝と海藻の家」は日本だけでなく、世界で見られる貝殻を展示する自然博物館。
展示されている約8万点はすべて本物です。
開館当時(2002年)の下蒲刈町長の
「子どもたちに本物に触れてほしい」との想いから生まれた施設では、
日本や世界の貝を通して、海の環境について学ぶことができます。
表面がツルツルした陶器のような貝、
非常に貴重で80万円で取引されたこともある貝など、ユニークな貝から
地元下蒲刈で採集できる貝まで展示しています。
施設内には瀬戸内海の海藻やカニなどの標本を見ることができる「藻の部屋」もあり、
貝と海藻を一緒に展示している博物館は全国的にも珍しい、貴重な場所です。
近くの浜で拾った貝殻を「貝と海藻の家」で調べて工作するワークショップなども開催。
子どもたちに生き物の本物の姿を知ってほしいというのが職員の皆さんの願いです。