広島の名産牡蠣について回るのが「牡蠣殻問題」🦪
身を食べた後、牡蠣殻(廃棄物)が出る。その量、毎年10万トン😱
この膨大な牡蠣殻、肥料(土壌改良剤)や、鳥をはじめとする家畜の飼料として再利用されているが、近年の鳥インフルエンザの影響も受け、消費量は伸び悩む。
牡蠣養殖業者は牡蠣殻の排出量を抑えるために、水揚げと出荷を調整する事態も🤔
そんな中、牡蠣殻の活用策を唱えているのが、広島大学名誉教授の山本民次先生。
広島湾の流域圏を研究フィールドとする先生は、早くから牡蠣殻が環境にやさしい資源であると考え、実証を行ってきた。
牡蠣は、牡蠣殻(炭酸カルシウム)を作る際、海中の二酸化炭素を利用する😮
まずCO2削減に貢献、さらに海中で海水を植物プランクトンとともに1日およそ200リットルから400リットルも体内に取り込み吐くことで、海水を一定の浄化をしながら循環させる「バランサー」の役割を果たす。
そして、牡蠣殻もひと手間かけることで、素晴らしい働きを示す。
牡蠣殻の表面を高温で焼くと酸化カルシウムに。この酸化カルシウムは、海の問題となっている「硫化水素」を中和する作用がある。
瞬時に無毒化しヘドロ特有の匂いがなくなるという🎊
現在、山本先生が取り組むのが、広島牡蠣の名産地 廿日市市の地御前の浜。
牡蠣の抑制棚が並び、宮島との間の沖に牡蠣いかだが並ぶ。
昔からあさりの潮干狩りで地元に親しまれるこの浜で、半導体メーカーマイクロンジャパンの支援を受け、10年間で5500トンもの焼成牡蠣殻を撒き、浜の底質改善と、干潟の生き物の再生に取り組む計画。
この日は、定員を上回る地元の親子が実証実験中の浜で生き物観察を行った。
環境にやさしい、地元産の牡蠣殻を使って、白砂青松の海岸づくり、山本先生の夢は続く✨