今回の海魅人は、福山市内海町横島の漁師、三谷忠さんと村上正さん。
三谷さんたち漁師の皆さんが「新たな名産にしたい」と立ち上がり、
2年前にスタートさせたのが、福山では珍しいカキの養殖です。
横島の海は海流が穏やかで、カキの養殖には絶好の場所。
ひとつのイカダで、およそ6万個のカキが獲れるそうです。
三谷さんが「手間暇は、どこよりもかけている」というだけあり、
養殖場の掃除は毎日欠かしません。
村上さんも「ただ獲るだけではなく、これからは育てる漁業もやっていかないと」と意欲的。
こうして内海町のカキは、漁師さんたちの愛情と海の栄養をたっぷり吸収して育ちます。
「この海には無限の可能性がある。食べてもらうだけではなく、
楽しんでもらえることもできたらいいかな」と、三谷さん。