今回の海魅人は、大崎上島で牡蠣養殖業を営む鈴木隆さん。
鈴木さんが開発したユニークな自動販売機が「たけはら海の駅」にあると
聞きつけて伺ってみると…なんと、そこには「カキの自動販売機」が!
カキは、全国でも珍しい塩田育ち。
独自の技術で生きたまま瞬間冷凍し、鮮度をキープしています。
「オイスターバーを1000軒持つのは難しいですが、
自動販売機なら僕が生きているうちに世界中に置くことができるかな、
と思ったんです」と、鈴木さん。
カキの自動販売機はロシアなど海外にも輸出しており、世界的にも注目されています。
「大崎上島で育てたカキを海外のお客さまにお届けできることは、心が揺さぶられます。
僕自身も努力をしますが、本当に、瀬戸内海の自然の恵みがあってこそです!」
鈴木さんは海のない埼玉県出身。
カキの自動販売機には、海への憧れや感謝の想いがたくさん詰まっていました。