今回の海魅人は広島大学大学院生物圏科学の大塚攻教授。
竹原ステーションと呼ばれる水産実験所で
豊かで健全な里海づくりを目指して、海に関する教育や研究を行っています。
海に住む骨のない生き物を研究している大塚さんは、
新種として報告されてから100年間、科学的記録が途絶えていた
「ヒョウガライトヒキクラゲ」をフィリピンで再発見し、生活史の解明に
世界で初めて成功したすごい先生なんです。
今回はミズクラゲについて教えてもらいました。
海水温の上昇がクラゲ増加の原因の可能性もある一方で、
厄介者とされるクラゲの意外な一面も。
クラゲには肉食魚も近づかないため、クラゲに寄り添うことで
外敵から身を守り、成長する魚もいるんです。
食卓ではおなじみのアジはクラゲなしには生き延びられません。
海の神秘を知ることができました。
コーナーの最後にはオリジナルイベントの
ワークショップについて告知しました。