今回の海魅人は広島県清港会尾道支部の岡野裕樹さん。
島しょ部周辺海域の海上ゴミを収集することで航路の安全を守り、海上汚染を防ぐ清掃船の船長です。
毎日違う場所で集められたゴミは、
発砲スチールやビニルごみ、流木など、本当にたくさんあります。
海のごみが少ないのは清掃船のおかげ。
当たり前のようにゴミがないわけではありません。
広い海でゴミを見つけるのも大変な作業。
ゴミがたまりやすいポイントなど、潮の流れなどを読んで探していきますが、
引き上げられたゴミを見るとペットボトルなど生活ごみが多いことが分かります。
ここ10年のデータをみると、回収したごみの量は減少傾向にあるとはいえ、
まだまだゴミを出さない努力が必要です。
山や川、街でポイ捨てされたゴミが最終的にたどり着く海。
その海をいつまでも青い状態で残したい、
その想いで岡野さんは日々仕事をしています。