今回の海魅人は「海の健康を考える」持田和彦さん。
国立研究開発法人水産研究・教育機構瀬戸内海区水産研究所の
環境保全研究センターの化学物質グループ長で、
海の中に流れ込む化学物質が海の生物に与える影響を予測する研究をしています。
漁獲量や養殖の生産性の向上・改善や海の健全な環境づくりに役立てる、
いわば“人知れず海の健康を守る仕事”。
身近に必ず存在する化学物質といかに共存していくか、
目には見えない「海の健康」を調べながら科学的根拠に基づいて
情報を発信することで安心安全な海を守りたいと考えています。