大手外食チェーン「吉野家」が、
広島県の特許技術を使ってウナギの蒲焼の介護食を開発しました。
吉野家は昨年から病院や介護施設向けの介護食の商品開発を手がけており、
ウナギの蒲焼はその第3弾です。
商品に使われているのが
広島県食品工業技術センターが16年前に開発した特許技術、「凍結含浸法」。
食材の内部に酵素液をしみ込ませることで
見た目を保ったまま食材を柔らかくする技術で、
身や皮、小骨を柔らかくしているといいます。
食べ物の咀しゃくが難しい人にも海の幸“ウナギ”を
楽しんでほしいという願いが込められた吉野家のうなぎの蒲焼、
来月18日から全国の病院や介護施設向けに発売されます。