アジア初となる障害者を中心としたヨットの世界大会「ハンザクラスワールド」が
広島市で13日から始まりました。
「ハンザクラス」とは障害のある人のために開発された小型ヨットです。
手だけで操作が可能で、転覆しないよう中心に重い鉄の板が入っています。
大会はオーストラリアやフランスなど世界24の国から190人を超える選手が集まり、
瀬戸内海を舞台に技を競い、交流を深めます。
開会式で広島市の松井市長は、
「核兵器廃絶や恒久平和を願うヒロシマの心もそれぞれの国に持ち帰ってほしい」と挨拶しました。
大会は18日まで、広島市の広島観音マリーナで行われます。