ことしも相次ぐ水の事故 「背浮き」とは❓ その知識が命を守る

2022-7-17
海と日本PROJECT in 広島

とても短い梅雨が明け、とても暑い日が続いています🌞🍉

水辺で涼を求めたくなりますが、水辺は危険がいっぱいです。

たとえ泳いでいなくても水の事故にあうことは少なくありません。

 

講習会に参加した保護者
「最近、水の事故とかが多いので、自分の命は自分で守ってほしいと思って参加した」

 

きょうのテーマは、

『水辺は危険と隣り合わせ 命を守る “背浮き” とは?』

水の事故を防ぐためのポイントを押さえておきましょう❕❕

講習会
「もし、水に落ちた場合、今、サンダルがあるけど、サンダルでも足が浮きます。

だから、必ず脱がないようにね。脱がないように。靴は脱がないように」

 

東広島市黒瀬町のBG海洋センターです。

川や池にはどんな危険があるのか、溺れてしまった場合にどうすべきかを実際に体験しながら学んでいます。

講習会
「(ペットボトルに)ふたをしながらゆっくりしゃがんで足を離します」

 

ペットボトルで浮く練習。

最初は難しかったようですが、慣れるとみんな上手にできました🎵

参加者
「ちょっと難しかったけど、事故になってしまったときに役に立てたらいいなと思いました」

 

子どもたちに指導をしている荒川さんに事故を防止するポイントを教えてもらいました👍👍👍

子どもたちに水辺の安全指導 荒川徹さん
「まずは落ち着いて浮くことですよね。

息を吐いたら沈んでしまうので、力を抜いて水に浮く」

 

荒川さんが力を入れて指導しているのが**「背浮き」**です。

背浮きとは、水に落ちてしまったときに息をしながら浮く方法です。両腕を広げて伸ばすことがポイントです。

耳まで水をつけて、あごを上げ、お腹を突き出し、体をそらせるとバランスが取れて上手に浮くことができます。

しかし、手を下げてしまうと、足から徐々に沈んでしまいます。

あごが下がると腰が曲がってお尻から沈みます。

水面から手を挙げるとそのまま沈んでしまいます。

荒川さんは、近くにいる人が溺れたときに飛び込んで助けようとしてはいけないと言います。

 

荒川徹さん
「自分も飛び込んで、自分も溺れてしまうのが、一番最悪なので、

岸の方からロープを投げたりして浮くものを投げるとか、ペットボトルを投げるとか」

 

身近なものとしてペットボトルを浮き代わりにするのは効果的なのだそうです。

ふたを閉めたペットボトルは、人が浮かぶ助けになります。

もし、ふたがない場合は、飲み口をしっかり手で押さえましょう。

ペットボトルの持ち方は、バランスのよい場所を見つけることがポイントです。

 

荒川徹さん
「背浮き、ペットボトル浮き、水辺で心配でしたらライフジャケットを着て活動してもらえれば、水の事故は防げるかな」

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