2019-9-30
海と日本プロジェクト「海の学校」イベントが
今年「日本遺産」に認定された竹原市で開かれました。
竹原の名産品といえば塩。
その塩を江戸時代から明治時代にかけて運んでいた船が北前船です。
参加した小学生20人は、船で沖に出て、
瀬戸内海の複雑な潮流を体験。
浮き輪を海に浮かべて潮の流れを観察しました。
エンジンの付いた今の船とは違い、帆に風を受けて進んでいた北前船。
船乗りの技術はすごかったんだろうな、と子どもたちは
当時のことを想像していました。
昼食は製塩文化が生み出した郷土料理「魚飯(ぎょはん)」。
魚飯は竹原の塩田の持ち主が客人をもてなす時に作られたもので、
“幻のおもてなし料理”とも言われています。
子どもたちは
海の恵みが竹原に塩づくりをもたらし、
北前船との取引により町が繁栄したことが、
今の暮らしにつながっていることを学びました。
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「「海の学校」北前船イベント開催」
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